法学部にて学べること
法学部で学ぶことは、法律、だけではありません。
六法全書をただ暗記するだけの退屈なところだと思っていませんか?
結論からいえば、法学部は「ルールを学ぶところ」ではなく、「ルールを使って社会を動かすことを学ぶ」ところです。
私たちの生活は、法で守られています。
それと共に、生活は法で規制されています。
この世の中は、ルールで動いているといっても過言ではありません。
そのルールを使って、動かす方法や動かし方を学ぶのです。
法学部では、法律がどのように使用されているのか。
裁判所ではどのように運営されているのかを学びます。
六法をはじめとしてもろもろの法律について学びます。
法学のルールは、「ひとりよがり」ではいけません。
現代社会はどんどん、グローバル化が進んでいます。
日本や東アジアなどの現実を踏まえて、世界を納得させるようなルールが必要です。
英語の学習ももちろんあります。
海外での短期研修や、交換留学などもあるでしょう。
将来は、弁護士や検察官、裁判官、司法書士、税理士などを目指している方がほとんどです。
法律に関しての専門的な知識を生かした資格を取得します。
法律学や政治学などの幅広い知識を学びます。
法学部生はいわゆる「将来の社会のルールを担う学生」なのです。
法学部の受験傾向と勉強方法
早稲田の法学部の場合だと、英語は読解問題が2問、文法に関する問題が3問、英作文が2問出題されています。
早稲田法学では、かなりの速読力が求められますし、自由英作文などの出題もあります。
主に、法学部では英語、国語の受験対策に取り組みましょう。
国語といっても、漢文や古文、現代文など幅広く出題されます。
大学によっては、それぞれ難易度が異なります。
その大学の出題傾向に合わせた対策をしていきましょう。
おすすめの大学
日本の大学で法学部に強いといえば、東京大学、京都大学、早稲田大学です。
京都大学に合格できる学力があれば、早稲田にも合格できますし、入試の難易度からいえば京都大学法学部のほうが圧倒的にハイレベルです。
早稲田大学は、京大法学部の3倍ほどの学生がいます。
合格率を見ると早稲田ほうが受かりやすいといえます。
女性弁護士を目指されている方は、慶應義塾大学をおすすめします。
法曹界では、慶應義塾がどんどん力を高めてきています。
企業法務の案件を扱う弁護士などは、慶應義塾出身という方も多いので、就職された卒業生の活躍を見ながら大学を選んでみてはいかがでしょうか。